"動いていない様に見えても 確かに進んでいる"
「BUMP OF CHICKEN」の「銀河鉄道」
何度かこの曲を聴いて思ったこと
自分にとって今年の1年の長さは
いままで生きていた年数分の1年
5歳の子にとって、5歳のときの1年は
いままでの人生の5分の1
10歳の子にとって、10歳のときの1年は
いままでの人生の10分の1
15歳の人にとって、15歳のときの1年は
いままでの人生の15分の1
20歳の人にとって、20歳のときの1年は
いままでの人生の20分の1
20歳のボクにとっての今年は20分の1
年をとる度に時間が速くなって過ぎていく
そう感じるなら正しく時間を歩んできた証拠
じゃあ実際の中間地点てどこなんだろう。
一秒一秒過ぎていく時間の中、ゴールが遠すぎてわからない。
せめて中間地点くらいわかったっていいんじゃないか。
x歳の人が感じる1年の長さは1歳を基準とするとx分の1
1年の長さをyとすると
グラフにするとこう
横軸が年齢
縦のグラフがその歳の1年の長さ
ただ、0歳は1年の長さが極限∞になってしまうのと、ましてや幼少期の記憶はインパクトのあったアクシデントであればまだしも、日頃の日常を思い出せるのは4~5歳の頃からである。
思い出は人によって違うのでa歳で物心がついたとする。
死ぬ年も人によって違うのでb歳で死ぬとする。
人生の中間地点は面積がちょうど半分になるとき。
そこをnとする
物心ついた歳aからnまでの面積αと
nから死ぬまでの歳bの面積βが等しくなるところ
まさにそこが人生の半分過ごした地点
この各区間を不定積分してやる
より
α=βより
中間点は"物心ついた歳"と"死ぬ歳"を掛けて平方根したもの。意外にも素っ気なくあっけない。
日本人の平均寿命は健康的に生きれば90歳。
物心がつくのが人によって差なるが、4~5歳が多い。
そのとき
人生の中間地点はどうやら19歳から21歳。
「二十歳が人生の折り返し」というのを聞いたことがあるけど納得がいく。
いま20歳ならば90歳まで生きるとしてあと70年ある。
でも実際は今まで生きてきた時間しかない。
思ってたより少ない貴重な人生。
"人は年をとる度 始まりから離れていく"
"動いてないように思えていた 僕だって進んでいる"
感傷に浸った日。